20代SE 忘備録

普段自分が考えたことや学んだことを忘れないように書いていきます。

「現代生産マネジメント TPS(トヨタ生産方式)を中心として 伊藤賢次」を読んでみた

 TPS(トヨタ生産方式)という言葉は、製造業に携わる人や携わるとまではいかなくても関わる人にはよく聞く言葉だと思います。私もよく聞く言葉なので勉強してみようと思い、表題の本を読んでみました。(正確には読み始めてみました。)

 

 この本では現代の生産マネジメントに関する課題に対して、どのように対応するのかという点からTPSを説明しています。具体的には、「多品種・少量生産」と高いQCDを同時に達成しなくてはならないという課題に対して、TPSがどのように対応するのかということを説明しています。まだまだ読み始めたばかりなので、もっと読み込んだのち、自分なりの解釈が持てればいいかと思います。(TPSについて、色々書かれた本やネットでの情報を見ていると、解釈が人によって異なるように思います。)

 

 いづれにしても、単に「かんばん」や「ムダどり」の手法を説明するだけではなく、上記の生産管理の課題をどのように解決するのかという話から始まるので、ストーリーがすっきりしておりTPSの重要性が明確に認識できると思います。