20代SE 忘備録

普段自分が考えたことや学んだことを忘れないように書いていきます。

人材が不完全燃焼な日本企業 「なぜ日本企業のビジネスはもったいないのか 黒田豊著」を読んで

 日本の企業は潜在力はあるのに生かしきれていない、またイノベーションをどのようにして起こすのか、著者の経験に加え、Googleやアップル等の事例を踏まえてその方法について提言されています。

 その中で、日本企業がイノベーションを起こせない原因の一つとして「人材が不完全燃焼な日本企業」が上げられています。仕事の中で上司や先輩に気を使い過ぎて萎縮してしまい、言いたいことを言えなくなっていると述べられています。そして小さくなって仕事をしているうちに、小さくなっていることも気づけなくなっている人もいると指摘されています。私も自分の仕事ぶりを振り返るとよくあてはまるなぁと思いました。今の会社でずっと定年まで過ごそうと思うとどうしても波風が立つことを敬遠するきらいがあると思います。

個人としてはどうするか

 どのような意識や姿勢で働くかということは、どう生きるのかにも直結すると思います。人生の大半は仕事をして過ごさなくてはいけないので。今のような働き方では、自分の人生は本当にこれでよかったと思えない気がします。やはり言うべきことは相手が誰でも言うべきだと思います、私はそれを心がけようと思います。

(米国では日本より雇用の流動性が高いので、自分の主張を殺して小さくなっている人は少ないそうです。このあたりは雇用制度も関係するので個人ではなかなか難しいですが、まずは自分の気持ちから変えようと思います。)