20代SE 忘備録

普段自分が考えたことや学んだことを忘れないように書いていきます。

「砂糖の社会史 マーク・アロンソン、マリナ・ブドーズ著」を読んで

 世界にはかつて奴隷制というものがあって、アフリカ大陸から多くの黒人が奴隷としてアメリカ大陸(特に中南米)へ連れていかれました。この事実自体は知っていたのですが、これが砂糖をつくるためであるとは知らなかったです。この本では砂糖を巡る人類の歴史が主に語られています。砂糖を知った人類は砂糖を欲し、その欲望を満たすために奴隷を使っていたと。。。

 

 もちろん、砂糖が直接の奴隷制の原因かどうかはおいておいても、大きく人類に影響を与えてきたことは確かでしょう。砂糖のない生活は考えられません。そのような砂糖にまつわる歴史を垣間見ることができたことは非常によかったと思います。