20代SE 忘備録

普段自分が考えたことや学んだことを忘れないように書いていきます。

「Work Rules ラズロ・ボック著」を読んで - 自由は無料(Freedom is free)

 「Work Rules」という本はGoogleの人事担当上級副社長ラズロ・ボックが書いた本で、人事に関して採用や育成などのルールをどのようにGoogleがつくってきたか、またそれはどのような狙いがあってそうしているのか、ということについて書かれています。まだまだ読み始めたところですが、これは良いと思う文言に「自由は無料」という言葉があります。Googleは働きやすく、優秀な従業員が多いと思いますが働きやすい職場に必要なことは何でしょうか?それは権威と権力を与えることだとしています。確かに自分の仕事をやらされるのではなく、自分で考えて決めていかなければいけないとすれば、それは大変だとは思いますが非常にやる気がでてくると思います。そして、それは無料です。社員を信頼さえしていればすぐにでもできるのです。

「インドの科学者 頭脳大国への道 三上喜貴著」を読んで

 インドは私が行ってみたい国の一つです。文化、歴史に加え近年ではITの分野でインド人は活躍をしています。またロケットや原子力でもインドは進んでいるそうです。この本ではインドの科学者(数学者)を振り返り、近代の発展してきた歴史を解説しています。かの有名な数学者、ラマヌジャンも出てきます。(私が高校生の頃は数学の教科書に彼が載っていましたが、今も載っているのでしょうか?)他にもラマン効果のラマンやタタ一族など日本人にも割と名前が知られた人物が出てきます。

 

 またこの本によると、数学者の藤原正彦が天才が生まれる条件として以下を上げているそうです。

 「美の存在する土地」「(神仏や偉大な自然など)何かにひざまずく心」「精神性を尊ぶ風土」

そしてラマヌジャンのふるさとエロードという町はこの条件をまさにもっていたそうです。日本だとどこになるのでしょうか。私は、インドに行く際には仏教の聖地やラマヌジャンをはじめとするこの本に出てくるような科学者の故郷をみてみたいと思います。

 

 

「仏教の共生思想と科学技術」を読んで

 私は仏教などの宗教や思想に興味があります。それは、科学ではわからない問いに対して何らかの考えを得ることができるからです。科学ではないので、その説が正しい、正しくないという議論はおいておいて、そういった考え方もあるなというのを知る意味で有用だと思います。

 

 しかし私は、この本ではあまり共生に関する仏教の考え方が理解できなかったです。(読解力不足かもしれませんが)ただ、仏教では個々の事物は単独では存在せず、お互いに依存しあっている、そしてそれは原因と結果という関係になっており、その意味で、これからの科学(の利用法)が目指すべき方向として持続可能な社会を目指すというのは仏教の共生と通じるというところは理解できました。特に太陽光発電ですが、作る際の環境負荷が非常に高いと聞いていましたが、日本では2年以下でエネルギーとしてはペイバックできると聞いて驚きました。太陽光の利用については、まだまだこれから発展が望めるそうです、これが私がこの本を読んで「へぇー」と思ったことです。

「ゼロからトースターを作ってみた トーマス・ウェイツ著」を読んで

 自分一人では何もゼロから作れない、これは私が中学、高校生のときから思っていたことで、残念ですが社会人になった今でも同じです。この本のタイトルを見たときに、中学生の時を思い出したので読んでみることにしました。まだ私が中学生の頃、ガリレオが望遠鏡を自作したという話をどこかで聞いて(本で読んで?)、自分でも望遠鏡をつくってみたいと思いました。しかし、当時は知識も技術も何もなく(今もないですが)あきらめてしまった記憶があります。諦めずにやり続ければよかったと今では思います。

 

 この本では、著者が大学生の卒業制作でトースターを原料からつくってみたという話です。原料となる鉱物や原油から何とかしてトースターをつくろうという話です。もちろん何とかしてトースターをつくりあげようというプロセスも楽しめますが、それ以外にも活動を通して得られた著者の感想なども面白かったです。特に、人間は環境に高負荷を与えて様々な製品をつくりますが、それらが価格に反映されていないから安くトースターを買えるのではないか、という意見は確かにもっともだと思います。これは経済の問題というより、人間としてどうすべきかが問われる問題だと思います。

「仮想化の基本と技術 清野克行著」を読んで

 仮想化技術そのものというよりも、クラウドを用いたサービスについて興味があったので読んでみました。サーバー、ネットワーク、OS、アプリケーションといったものの仮想化についてそれぞれ丁寧に解説がされており、仮想化技術について基本的な概略を理解するのには適しているのではないでしょうか。ただ私には難しい説明が多く、ちゃんと理解するには別の本を読むなり、ネットで調べるなりしながらでないといけないと思いました。あと、図もわかりにくいことが結構ありました。もちろん私の知識不足が原因だと思いますが。。。

 以前にも書きましたが、次はもう少しクラウドサービス、技術に絞って調べてみようと思います。

 

sy0807j.hatenablog.com

 

 

 

「ぼくがジョブズにに教えたこと ノーラン・ブッシュネル著」を読んで

 ノーラン・ブッシュネルは、あのスティーブ・ジョブスが無名の時代から彼の才能を見出して、自分の会社(アタリというビデオゲーム会社)に雇い、アップル創立にも支援を行った人です。この本では、会社が創造的(クリエイティブ)であるには、次なるジョブズはどうすればでてくるのかを中心に全部で51ものアドバイスが上げられています。

 アドバイスが多く、内容を咀嚼して実行に移すのは大変そうですが、いくつか印象に残ったことを書いていきます。まずは、「情熱をもった人を採用すること」です。技能や知識は後からでも身に付きますが、情熱はなかなか難しいとのこと。その判断は難しいですが、目を見ればわかると。次に「最悪のアイデアで考えてみる」です。これはどういうことかというと、例えばあるアイディアをいいものから悪いものまで並べて、悪いものを取り組むとしたらどうするか、を考えるというものです。普段否定的に見たものはそのまま、考えることもなくなるのですが、このように考え方を無理やり逆転させることで、多角的な考え方が身につくそうです。そして、最後に「反対意見は書面でださせよ」というものです。私の会社でも否定しかしない人がいますが、そうすると何も前には進みません。そういった時に、書面で出させると誰がはっきりと否定したかわかるということです。またこれを回覧することで色々な人の意見を入力してもらうことができます。51のうち3つしかあげていませんが、参考にしたいことは多く、何度か読み返したくなる本でした。

「資本主義という病 ピケティに欠けている株式会社という視点 奥村宏著」を読んで

 私は株式投資をしています。また株式会社の従業員でもあります。株式会社が存在するのが当たり前だと思っていて、特にそれについて考えることはがなかったです。しかし、社会制度に興味があり、この本を読むことにしました。

 

 株式会社がイギリスの東インド会社から始まったことから始まり、アメリカや日本の株式会社に関する歴史が記述されており、その株式会社という存在が資本主義(経済)を大きくしてきたと述べられています。そこでは株式会社が有限責任制であることが問題になることがあると指摘されています。つまり、会社が社会や環境に悪影響を及ぼしても株主は出資した金額以上の責任を求められることがありません。(東京電力福島原発で事故がありましたが、結局東電は賠償していません。(できていません。))

 

 著者の提言としては株式会社が大きくなりすぎて非効率な部分が多く出てきている、(社会主義がうまくいかなくなったのもそれが原因)したがって解体してより小さい会社にするべきであるという主張がありました。確かに、私の会社をみても特に管理部門が不必要に大きくなっており、また会社が大きいため身動きがとりにくくなっていると思います。そういった意味では小さい会社のほうが身動きがしやすいでしょうね。