20代SE 忘備録

普段自分が考えたことや学んだことを忘れないように書いていきます。

「仏教の共生思想と科学技術」を読んで

 私は仏教などの宗教や思想に興味があります。それは、科学ではわからない問いに対して何らかの考えを得ることができるからです。科学ではないので、その説が正しい、正しくないという議論はおいておいて、そういった考え方もあるなというのを知る意味で有用だと思います。

 

 しかし私は、この本ではあまり共生に関する仏教の考え方が理解できなかったです。(読解力不足かもしれませんが)ただ、仏教では個々の事物は単独では存在せず、お互いに依存しあっている、そしてそれは原因と結果という関係になっており、その意味で、これからの科学(の利用法)が目指すべき方向として持続可能な社会を目指すというのは仏教の共生と通じるというところは理解できました。特に太陽光発電ですが、作る際の環境負荷が非常に高いと聞いていましたが、日本では2年以下でエネルギーとしてはペイバックできると聞いて驚きました。太陽光の利用については、まだまだこれから発展が望めるそうです、これが私がこの本を読んで「へぇー」と思ったことです。