20代SE 忘備録

普段自分が考えたことや学んだことを忘れないように書いていきます。

深夜特急を読んで2

深夜特急を読んで2

 単行本深夜特急2を読みました。深夜特急2では、マレー半島(タイ、マレーシア)からシンガポールまでの旅が書かれています。僕もタイへは行ったことがあるので、タイでの滞在については興味を持って読めました。

 

 しかしながら、全般的に淡々とした感じで話が進むので、あまり印象的な所はありませんでした。この淡々とした話の進み方について、紀行文だからかあまり面白くはなかったです。もちろん、ストーリーが簡潔な分著者の考えや感じ方のほうに着目して読むと面白さはあるのかもしれませんが。。。

 あ、でも著者が鉄道でマレー半島を縦断するんですが、マレー半島縦断鉄道には夢がありますね。いつか僕もマレー半島縦断鉄道というものに乗ってみたいです。別に鉄道事態にそこまで興味はありませんが、あちこちの街にぷらぷら寄りながら旅をするっていうのは憧れますよね?なんていうのか、気ままにぷらぷらするのは、まさに自由だっていう感じで。

 

 この本の良いところは、ストーリーが淡々と進む分、その中で立ち寄った街でのささいな出来事が積み重なって、著者の感情を揺さぶるところがいいです。色々なことに考えを巡らせながら旅をしていく、こういった夏休みみたいな時間を持ちたいですね。